フンベ山の登別軟石の露頭 について知っていることをぜひ教えてください

 登別のフンベ山は明治のころから登別軟石を採掘していたところだ。おそらくは小高い丘のような山だったのだろうが、採掘のために海岸も山側もほとんどが崖になってしまっている。そのフンベ山も春から秋にかけては木の葉に埋もれて地形がどのようになっているか判然としないが、冬には木々の間からその地形を垣間見ることができる。

 本日(平成30年3月3日)この付近を通って何気なく地形を見てみたら、登別軟石の層が横にずっと連なっているのを確認できた。それを隠すように土砂があることも確認できた。この土砂は採掘のために山を削ったときの残土で、炭鉱のぼた山みたいなものだろう。登別軟石の上にはただの火山灰が乗っているのでこれを削り込んで登別軟石の層まで掘り進んで採掘した物だろうと予想できる。このぼた山は以下の物語を表しているのではないだろうか?

 1)フンベ山の山側から採掘が始まった、その後ある程度山側の採掘が完了した。

 2)海側の採掘が始まったときに山の頂上の火山灰を山側に崩した。

 3)海側の採掘がどんどん進んだ。

これから登別軟石に関して地元の古老などに聞き取り調査を進めたいと思っている。この辺も誰かが知っているかもしれないね。もし分かったら続きを書き込みます。